裁定価格理論
裁定価格理論(APT)とは、1977年にロスが提唱したもので、個別証券のリターンをいくつかの要因(ファクター)で説明できるとした場合の、市場均衡を表すモデルのことです。均衡状態とは、裁定が発生しない状態のことです。例えば、同一のリスクで期待リターンが異なる2つの資産があるとすれば、投資家は高い期待リターンの資産を購入し、低い期待リターンの資産を売却するといった裁定行動をとるため、2つの資産は同じリターンになるというものです
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