マルチネッティング

マルチネッティング

複数の関連会社間の取引で発生した外貨債権・債務を相殺し、差額のみを決済する方法を指す。1998年4月施行の改正外為法によって自由に行なえるようになった。欧米では、多国籍企業が大手銀行と提携し、イギリスやスイスにネッティングセンターを設立、グローバルな規模でマルチ・ネッティングを行なっているまた、マルチネッティングの決済業務を代行する機関をネッティング・センターと呼びます。ネッティングは、銀行に支払う為替手数料や送金手数料等の負担を差額分のみに軽減できるほか、為替リスクや事務負担なども軽減できる効果があります

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