ブラックショールズ式
ブラック-ショールズ方程式(ぶらっく-しょーるずほうていしき)とはヨーロッパ型デリバティブ(金融派生商品)の価格づけに現れる偏微分方程式の境界値問題のことである。
ブラック-ショールズモデルは1973年にフィッシャー・ブラック(Fischer Black)とマイロン・ショールズ(Myron Scholes)が共同で発表した理論であり、このモデルを使って当時の懸案であったヨーロッパ型コール(またはプット)オプション(満期日にのみ権利を行使できるオプション)のオプション・プレミアムを計算してみせた。後にロバート・マートンが彼らの方法に厳密な証明を与えた。これらの理論は現代金融工学のさきがけとなったとも言われる。
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